ＪＡ栃木中央会は、６月１１日(月)～１２日(火)に直売所の販売力強化や運営改善に向けた取り組みの一環として、ＪＡ農産物直売所担当者向けの視察研修会を開催しました。

研修では、ＪＡ福島さくら農産物直売所「ふぁせるたむら」を視察しました。同店舗は、特に加工品に力を入れており、店内に豆腐・惣菜・ジェラート・ピザの加工設備を設けて販売しています。特にピザは、専用の石窯オーブンも導入し、地元の食材を使った本格的な焼きたてを提供しており、大変人気となっています。

次に、ＪＡ会津よつばファーマーズマーケット「まんま～じゃ」を視察しました。平成２８年に店舗に隣接して軽食カフェ「あぐりかふぇC’s」を新設、平成２９年には店内にＪＡオリジナルブランド「コメナルドベーカリー」のコーナーを新設するなど、直売所を基軸とした新たな集客対策に積極的に取り組んでいます。

視察後、ＪＡ会津よつば本店で、福島県の直売所担当者等で組織するＪＡ福島ファーマーズマーケット連絡協議会と情報交換会議を開催しました。会議では、「まんま～じゃ」に関する質疑応答や、午後の品揃え・集客対策、店舗の営業時間等について活発な意見交換を行いました。

中央会では今後も、直売所の販売力強化を通じて多様な農業者が農業所得を確保できるよう、担当者研修会などに取り組んでいくこととしています。